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コスト削減への戦略・ボックス工業の企業努力

企業の中では日々の売上を上げていく事が重要課題でありますが、もう一方でコストをいかに抑えていくかということも大事です。

昔と違って近年は人件費の高さや労務問題、社員の教育、顧客ニーズの多様化から一筋縄ではいかない商売事情になってきました。売上は取れるが同時にコストも大幅に上がってしまう現状が見られます。これではせっかく稼いだ利益は失われていくだけです。

この悪い流れを断ち切るためにもさまざまなコストの見直しを進める事が重要です、物流機器の主力ともいえるメッシュパレットをテーマにコスト削減に挑戦してみましょう。

物流コストは業種や物によって変わりますので基本的な内容を知っておく必要があります。
物流の部門は調達、生産、販売などに分かれており、会社的に全体を管理することは至難の業と言えますが、全体を把握すれば部門間の連携が不足していることにから生じる非効率も把握できます。梱包サイズ1つとってみても調達部門ではより大きな梱包サイズにし、大量仕入れでコストダウンしたいものですが、製産部門では小さなサイズの梱包で出荷・管理しておきたいものになります。このように部門ごとではなく、社内横断的に一番効率的な方法をとる必要性があります。

ボックス工業株式会社は物流機器の主力、メッシュパレット販売に力を入れており、特に中古メッシュパレット買取・販売が日本一と宣伝しています。メッシュパレットは保管や流通に利用されており、耐久性にも優れて取り扱いが容易であるので広く普及しています。

物流機器ですから標準サイズから特注サイズまで幅広く対応できる点や、さまざまなタイプがあるので多種多様の用途に対応でき、また使わない時は折りたたんで作業場のスペース確保にも役立ちます。使わなくなったスチール製のメッシュパレットはスクラップ鉄として回収されて再び製品に生まれ変わるのですが、スクラップになる前のメッシュパレットに目をつけ。中古品として回収・検品・リユースをしているのがボックス工業株式会社。店舗を構えないインターネットを利用し、全国に販売することでコストを抑え、売り手と買い手の要望に応えたのです。

ボックス工業株式会社の中古のメッシュパレット製品をご紹介していきます。中古メッシュパレットは定番サイズ(幅800~幅1200)・定番外サイズ(幅600mmから)など、中古商品を積極的に買い付けているからこそ、多種多様なサイズがそろっています。調達部門で要望の多い大きな梱包サイズにも、生産部門で需要の高い小さな梱包サイズにも対応できる品ぞろえとなっています。中古Aランクは若干の損傷や錆はありますが、客先への納品・自社流通用として機能的には問題なく使えるので、中古メッシュパレットの中では一番の人気アイテムになっています。そして800×500×550Aランク商品が6,480円(税込)から購入ができるのは魅力です。メッシュパレットを利用している会社であれば、かなりのコストダウンを見込める事が分かるでしょう。

中古Bランクでは錆や歪みなどが目立ちますが、物自体はしっかりと機能しているので作業に支障なく扱えます。800×500×550サイズで5,184円(税込)とさらにお求めやすい価格で提供されています。

ただし、ホームページに記載がありますがBランクの購入に対しての注意事項を必ず読んでから購入することをオススメします。商品に錆や歪みが多いBランクはワンウェイや容器ごと廃棄できる産廃入れとして使う方が多いようです。

その他、種類は多くそろえております、検品が追い付かず在庫切れ表示になっているサイズも多いのでその際には電話で問い合わせすることをオススメします。

流通業を営む経営者にとって、物流コストとの戦いは終わらないことでしょう。しかし、時代は常に変化をしているので、コスト削減の新しい仕組みや方法も生まれてきます。

ボックス工業株式会社もその変化に対応するべくお客様のニーズへアンテナを張り、新しい精神で世の中に順応するべく努力する企業だと思います。代表取締役である多原氏が、あるビジネス誌にコメントを残していました。「いくつものプロ集団をつくり、新たな事業を生んでいきたい」そして、大胆で堅実なボックス工業とタイトルがつづってあり、中古市場開拓のキッカケを語っています。たまたま取引先の知人がメッシュパレットを数百枚購入する際に漏らした「高価なメッシュパレットを中古品で購入することができたらいいのに」という一言。当時は本や家電の中古市場が増えてきた時期であり、メッシュパレットの中古市場の土台を作ってやろうと新規事業を立ち上げました。

その後「入荷をコントロールできない中古商品だけでは仕入が発生しなければ商品が無くなり、品切れを起こす。計画的に商品を仕入れるためには新品商品を準備するべき。」と考え、単身で中国に渡りOEM工場と契約を獲得し、中間マージンなどのコストを削減した直接契約の商品生産ルート確保実現に成功しました。

この多原氏の積極的な行動、献身的な思いが今のボックス工業株式会社を作っていると思います。物流コストの削減は簡単にできることではありません。前向きな思いと諦めない行動力があって初めて結果が出てくると思います。

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